エクセルで矢印を使って資料をわかりやすくしたいものの、その出し方や曲げ方がわからずに困っていませんか。どの図形を選べばいいのか、どの操作で直角や曲線になるのか、矢印の先端(矢尻)をどこで設定するかなど、疑問は多いはずです。本記事では、矢印の基本的な挿入方法から、自由に曲げるテクニック、見栄えをよくする設定までを丁寧に解説します。初心者でも試しやすいように手順を追っているので、すぐにマスターできます。
目次
エクセル 矢印 出し方 曲げる方法と図形別に使い分け
ここではエクセルで矢印を出す(挿入する)基本と、それを曲げる方法を図形別に比較しながら学びます。直線矢印・曲線矢印・直角や自由な曲げ矢印のそれぞれの特徴と使いどころを把握できます。最新のエクセルバージョンで使える方法を含めています。
直線矢印の挿入と整え方
「挿入」タブ → 「図形」 → 「線(矢印)」を選び、シート上でドラッグすれば直線矢印が挿入できます。真っ直ぐな水平・垂直にしたい時は、ドラッグ中にShiftキーを押し続けることで角度が固定され、45度・90度など揃った形にできます。線の色・太さ・矢印先端は図形を選択後、「図形の書式設定」で好みに変えることが可能です。
曲線を用いた矢印の曲げ方
図形の中から「曲線(Curve)」を選ぶと、クリックで始点を指定し、曲げたい箇所でクリック、終点でダブルクリックすることで自由な曲線を描けます。曲線を描いた後、「図形の書式設定」を開き、終点または始点に矢印のスタイルを追加できます。これにより滑らかなカーブ矢印が完成します。複数の曲げ点を使えば複雑な形も実現可能です。
直角や折れ線、コの字型矢印の作成法
直角や折れ線(コの字など)形状は「フリーフォーム(図形)」を使う方法が最適です。「挿入」→「図形」→「フリーフォーム」を選び、クリックで角を指定していきます。Shiftキーを押しながら操作すると、線分が水平または垂直に整いやすくなります。終点をダブルクリックして完了後、「図形の書式設定」で矢印の先端を付けることで折れ曲がった矢印ができます。
フリーフォームとコネクタで矢印を自在に曲げるコツ
ここでは、矢印を自在に曲げるための具体的な操作テクニックを紹介します。図形ごとの利点や、素材を動かした際の追従性といった点も含め理解を深めましょう。
フリーフォーム図形を用いた柔軟な矢印制作
フリーフォーム図形は、直線と曲線を組み合わせて好きな形を作ることができます。頂点ごとにクリックで直線、ドラッグで曲線を作成し、複数の頂点を設置することで複雑な形状も表現可能です。完成後は頂点ハンドルを移動させて形を微調整できるため、思い通りの曲げ具合にすることが容易です。また、仕上げに「図形の書式設定」で始点・終点の矢印化や線種の変更ができます。
コネクタ(直角・曲線)を使う場面と利点
図形と図形を接続させたい場合にはコネクタが便利です。コネクタには直角タイプ・曲線タイプがあり、図形を移動させても接続点から自動的に角や曲線が調整されます。これにより流れ図やプロセス図を描くときにレイアウトが崩れにくく、見た目にも整った資料になります。線の色や矢印先端も書式設定から変更可能です。
ブロック矢印のカーブ矢印の利用法
あらかじめ曲がった矢印スタイルが用意されているブロック矢印もあります。挿入後すぐに使えるため作業が早く、見た目もきれいです。ただし、曲げの自由度は低めで、極端な角度調整や複雑な形状には向きません。線の太さ・色・向きの変更など基本的な編集で十分な場面で使うのが適しています。
矢印の見た目を整える設定と応用テクニック
矢印を挿入するだけでなく、見た目を洗練させるための設定や応用技をご紹介します。プレゼン資料や報告書でプロらしい仕上がりにするためのポイントです。
矢印の先端と線のスタイルの設定
矢印を見栄えよくするには、線の先端(始点・終点)のスタイルを選ぶことが重要です。図形を選択 → 書式設定 → 線のオプションで「始点の種類」「終点の種類」を矢印に設定できます。加えて線の太さ・色・キャップの形状を変更することで、シャープさや重厚感を調整できます。資料の雰囲気に合わせて整えると見やすくなります。
回転・反転・整列でレイアウトを整える
作成した矢印は回転や反転が可能です。図形を選んだ状態で書式設定タブから左右反転・上下反転や回転角度の指定ができます。さらに複数の矢印を整列ツールで揃えると、資料全体に統一感が出ます。Shiftキーを使ったドラッグで固定された方向に移動させれば位置調整も簡単です。
作成しておくと便利なテンプレート化・再利用
よく使う矢印形状はコピーして別シートに保管しておくと便利です。テンプレートとしておけば、新しい資料にもすぐ貼り付けられます。また、図形を選んで図として保存し、画像として呼び出す方法もあります。こうすることで複数ファイルでの再利用がスムーズになります。
注意したい操作ミスとトラブル対策
矢印を操作する際にありがちなミスや、操作がうまくいかないときの対策をまとめます。操作効率を上げ、不満を解消するためのヒントです。
Shiftキーの扱いを間違えるパターン
直線や直角折れ線を引く際にShiftキーを押さないと、線が斜めにずれてしまいます。曲線の場合、頂点でクリック・ドラッグの際にShiftを意図的に使わないことも形が崩れる原因となります。操作中はShiftキーを使うタイミングを意識し、崩れてしまったら頂点ハンドルで修正可能です。
コネクタが図形から外れる・ずれる問題
図形とコネクタを組み合わせて使用したとき、図形を移動させるとコネクタが外れてしまうことがあります。これは接続ポイントが正しく設定されていないためです。コネクタを始点・終点の図形の接続ポイントにしっかり付け、図形の移動後にコネクタが調整されることを確認するのがコツです。
形が崩れる・線が滑らかでない問題
曲線矢印を描く時、頂点の数や位置が不適切だと角が急になったり滑らかさに欠けたりします。滑らかな曲線を描きたいなら、「円弧」図形や曲線ツールを使い、なるべく少ない頂点で大きく曲げるか、頂点のハンドルを細かく調整してください。拡大して作業すると見栄えの悪さが見つけやすいです。
おすすめの実例と用途別使い分け
ここまで学んだ方法を、具体的な用途別にどう使い分けるか例をあげてみます。プレゼン・報告書・フローチャートでどの方法が最適か、効率的に形を作るヒントです。
プレゼン資料で視覚的に伝えたいとき
プレゼン資料では矢印の曲線や直角折れ線が使われることが多いです。動きや流れを示したいなら曲線コネクタ、段階を示す構造図なら直角コネクタやコの字型を使うと視線誘導しやすくなります。色や太さを統一したり、影をつけたりするとプロフェッショナルな印象になります。
報告書・文書内で見だしや箇条書きを強調する場面
報告書ではあまり複雑な図形よりもシンプルで見やすい矢印が好まれます。そのため直線矢印やブロック矢印のカーブタイプを使い、線の太さを抑えめに+色はアクセント程度にするのがコツです。文章とのバランスをとることで読みやすさが向上します。
フローチャートや業務フロー図での使い方
業務フロー図や組織図では、図形間の関係性を矢印で表すことが重要です。コネクタを使えば図形を移動したときに矢印も追従するため編集が楽になります。直角コネクタで揃える・曲線コネクタで柔らかな印象にするなど、見た目と編集性のバランスを考えて選びましょう。
まとめ
エクセルで矢印を出す方法と曲げる方法は、目的や使いたい資料の種類で使い分けるのがポイントです。直線矢印はShiftキーを使うことで真っ直ぐ描け、曲線図形では自在に曲げられます。直角やコの字型はフリーフォーム図形やコネクタが便利です。
また、見た目を整えるには矢印の先端のスタイル・線の太さ・色・回転・反転・整列などを活用することが重要です。作業効率アップのためには、よく使う矢印をテンプレート化することもおすすめです。
本記事で紹介した図形選びと操作手順を実際に試してみることで、見栄え優れた矢印をすぐに使いこなせるようになります。目的に応じた矢印作成で、資料作成の質がぐっと向上するはずです。
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